過渡応答があっていることは十分条件になりますが、実は必要条件ではありません。
周波数特性だけあわすのは論外です。
何を感じているか、なのですが
n次元だと難しいのですが音波の場合は次元を落とせるので
I(t)=∫f(ω)exp(iωt+θ)dωと簡略化できます
Iが振幅、tが時間、fも振幅、ωが周波数、iは虚数単位です。
θは初期位相です。ただしθ自体がωの関数θ(ω)であることに注意。
積分区間は通常通り20Hzから20kHzです。
で、何を感じるかというとf(ω)の時間変化がすべてです。
θ(ω)には非常に鈍感なことは構造上、実験上明らかなのでは無視していいです。
位相が大事であるというのは吉田苑などに代表される特定の人々が大好きな言葉ですが私には理解できません。
彼らも重要なことは感覚的に理解しているのですがどう表現していいのかわからないため、現象の表現にアナロジーとして使っているだけです。
結論は
非定常状態だと振幅強度の周波数依存性の時間応答がすべて。
(ただし、ある時間の振幅強度を見るのは音楽以外の定常状態では問題なし。)
本当は音の立ち上がりから振幅強度の変化がどう追随していくかを見ていくのが大切であって、
過渡応答があっていても十分ではあるけど、それは本質を見ているわけではないのです。
追記として、振幅強度は対数で捕らえるべきだと思っています。
私は周波数特性も「感じているからには」必要だと思っています。
強度に対する条件も「最低限、線形応答でなければならない」という意味では絶対に必要です。
本当は非線形の問題と、この後の処理の問題がありますのでもう少し複雑になるのですが、その機構は今のところ想像することしかできません。
いわゆる理系のはずのオーディオマニアの多くの方々が落とし穴にはまっているのは
周波数特性や過渡応答が直感的に理解しやすいからだと思います。
あとはそれをどうやってわかりやすく見るかでしょうね。
【オーディオの最新記事】



ROMっちゃうくらい素晴らしい解説、すいません。
ワタシのデムパに解説を加えていただき、ホントありがとう御座います。
音楽を聴く時には各周波数帯毎の振幅強度の時間応答を順時間で連続して認識・解釈しているので、そのまんまという気が…(汗
口には出さなくても皆さん理解してるとは思いますけど、発言力のある方達がたま〜にとんちんかんなことを言ったりするので、悩ましいですね。
発言力は無いですがワタシも含めてね(苦笑