・ビゼー:交響曲第1番ハ長調
・ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番
・ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14 全楽章
とてもパリ管弦楽団らしいプログラムです。わざわざ横浜に行くに当たり、一泊したかったのですが、仕事の都合で日帰りとなりました。
今回は飛行機で伊丹空港から。快晴ですね。
みなとみらいホールはランドマークタワーのすぐそばにあるのですが、天気も良く、大盛況でした。
昼ご飯は辛い四川料理の店。前のご夫婦は辛すぎて死んでました。
しばらく近くの公園でぶらぶらした後にホールへ。
ホールの前でたまたま横浜国際女子マラソンの通過をするところに出くわしました。トラとパンダのかぶり物をした人々と一緒に、手を振ってみました。テレビに映っていたはず!
ヤルヴィのコンサートはこの三年で三回目です。フランクルフルト放送交響楽団、ドイツカンマーフィルに続いて、今回はパリ管弦楽団、フランスのみならず世界でもっとも優秀なオーケストラの一つです。みなとみらいホールは実は初めてです。新しく小奇麗で音響も良かったです。関西にもこんなホールが欲しいですね。
実際の演奏ですが、最初の音の出だしから他のオーケストラとは一線を画してました。全ての音がどこまでスムースに、鮮やかに出てきます。一つ一つの楽器が明確な個性を持って、周囲と均質化せずに全体としてのバランスが取れるのは、このオーケストラの大きな美点だと思いました。管楽器も弦楽器もそれぞれの楽器の音が、ピアノでもフォルテでもどこか透明感をもって響きます。このあたり、印象派の絵画とは確かに似ていますね。しかも、フランス人なのに皆がまじめに演奏している(失礼)。ヤルヴィの指揮も従前からさらに磨きがかかり、見惚れてしまいますね。こういうのはやっぱりCDでは分からないです。
独奏クラリネットのモラゲス(パリ管弦楽団の首席奏者)も素晴らしかったのですが、やはり幻想交響曲はすさまじかったです。気付かないうちに舞台の下手に立っているコールアングレのソロがやはり気付かないうちに消えているのがとても不思議。鐘は舞台袖から聞こえてきました。舞踏会のシーンは流れるような軽やかな節回しで、最終楽章はホール全体に響き渡るfffで、それぞれの描き分けがはっきりしていて、最後に大変な盛り上がりでした。都合さえつけば、翌週のサントリーのペトルーシュカも行ってみたかった。
アンコールはビゼーの「子供の遊び」よりギャロップ。シベリウスの「悲しきワルツ」。熱心な拍手に何度も何度も指揮者が挨拶に出ていました。
終演後はあたりも暗くなり、すっかりクリスマス気分でした。


