2011年11月29日

パーヴォ・ヤルヴィ/パリ管弦楽団

 11月20日にパリ管弦楽団のコンサートに行きました。指揮者は世界一活躍中のパーヴォ・ヤルヴィ。場所は横浜みなとみらいホールでした。演奏曲目は

・ビゼー:交響曲第1番ハ長調
・ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番
・ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14 全楽章

 とてもパリ管弦楽団らしいプログラムです。わざわざ横浜に行くに当たり、一泊したかったのですが、仕事の都合で日帰りとなりました。

 今回は飛行機で伊丹空港から。快晴ですね。
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 みなとみらいホールはランドマークタワーのすぐそばにあるのですが、天気も良く、大盛況でした。
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 昼ご飯は辛い四川料理の店。前のご夫婦は辛すぎて死んでました。
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 しばらく近くの公園でぶらぶらした後にホールへ。
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 ホールの前でたまたま横浜国際女子マラソンの通過をするところに出くわしました。トラとパンダのかぶり物をした人々と一緒に、手を振ってみました。テレビに映っていたはず!
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 ヤルヴィのコンサートはこの三年で三回目です。フランクルフルト放送交響楽団、ドイツカンマーフィルに続いて、今回はパリ管弦楽団、フランスのみならず世界でもっとも優秀なオーケストラの一つです。みなとみらいホールは実は初めてです。新しく小奇麗で音響も良かったです。関西にもこんなホールが欲しいですね。

 実際の演奏ですが、最初の音の出だしから他のオーケストラとは一線を画してました。全ての音がどこまでスムースに、鮮やかに出てきます。一つ一つの楽器が明確な個性を持って、周囲と均質化せずに全体としてのバランスが取れるのは、このオーケストラの大きな美点だと思いました。管楽器も弦楽器もそれぞれの楽器の音が、ピアノでもフォルテでもどこか透明感をもって響きます。このあたり、印象派の絵画とは確かに似ていますね。しかも、フランス人なのに皆がまじめに演奏している(失礼)。ヤルヴィの指揮も従前からさらに磨きがかかり、見惚れてしまいますね。こういうのはやっぱりCDでは分からないです。 

 独奏クラリネットのモラゲス(パリ管弦楽団の首席奏者)も素晴らしかったのですが、やはり幻想交響曲はすさまじかったです。気付かないうちに舞台の下手に立っているコールアングレのソロがやはり気付かないうちに消えているのがとても不思議。鐘は舞台袖から聞こえてきました。舞踏会のシーンは流れるような軽やかな節回しで、最終楽章はホール全体に響き渡るfffで、それぞれの描き分けがはっきりしていて、最後に大変な盛り上がりでした。都合さえつけば、翌週のサントリーのペトルーシュカも行ってみたかった。

 アンコールはビゼーの「子供の遊び」よりギャロップ。シベリウスの「悲しきワルツ」。熱心な拍手に何度も何度も指揮者が挨拶に出ていました。
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 終演後はあたりも暗くなり、すっかりクリスマス気分でした。
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2011年09月11日

ワルター・アウアー/クリストファー・ヒンターフーバ フルートリサイタル

 8/30に奈良市にある秋篠音楽堂でウィーンフィルの首席フルート奏者ワルター・アウアーとピアニスト クリストファー・ヒンターフーバーのコンサートに行ってきました。

 今回は親子向けのコンサートということで午後4時から1時間だけのコンサートでした。親子連れで申し込むと子供500円、大人1500円のお得なコンサートとなっていました。7時からは似たようなプログラムで大人向けのコンサートも行っていたようですね。そちらは前売り4000円。

 プログラムは
1.シューベルト/アルペジヨーネ・ソナタ D821
2.シューベルト/ハンガリーのメロディ D817 (ピアノ独奏)
3.モーツァルト/ピアノソナタ第11番K331 第3楽章「トルコ行進曲」(ピアノ独奏)
4.ドビュッシー/シリンクス(フルート独奏)
5.プロコフィエフ/フルートとピアノのためのソナタより 第1,2楽章
6.リスト/スペイン狂詩曲(ピアノ独奏)
7.シューベルト/音楽に寄せて

アンコールにシューベルト/「野バラ」でした。

 会場は小学生以下のお子さんとその親御さんばかり、子供ばかりにしては行儀よく聞いている子ばかりでした。親も興味がないとこういうコンサートには連れて行かないでしょうし、良くしつけられているのでしょう。

 ワルター・アウアーはまだ若いフルート奏者ですが、ウォルフガング・シュルツの後任としてウィーンフィルの首席をしているだけのことはありました。濃いめの音色でやわらかく丁寧に表現するシューベルトと、鋭角的なプロコフィエフまで、多彩な音色とほぼ完璧なテクニックで聞かせてくれました。プロコフィエフのフルートソナタは最近の流行の曲ですが、最初の霞がかったなかからおぼろげに出てくる旋律が徐々に実体をもって迫ってくる感じが良かったですね。
 ピアニストのヒンターフーバーも伴奏だけではなく、モーツァルトやリストではソリストとして、粒のそろった音色で強弱の幅を広く取り、早めのテンポで軽快、かつ豪快に弾いていました。スペイン狂詩曲は最初のラ・フォリアのテーマが後半は長調に変化して現れるあたりがいいですね。リストは曲の難易度が高すぎ、弾いている手に残像が見えました。

 全体に非常にいいコンサートでした。しかしはたして普通の子供向けであったのかは非常に疑問は残りました。娘はもっと聞きたかったようですね。
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2011年07月09日

La Petite Bande

 ラ・プティットバンドが来るということで、7/3の日曜日に大阪のシンフォニーホールに行きました。

 ラ・プティットバンドはベルギーの古楽アンサンブルです。
古楽界の巨匠鍵盤奏者のグスタフ・レオンハルトとシギスヴァルト・クイケンが立ち上げたアンサンブルです。バッハ、モーツァルト等の作曲家が作曲した当時に演奏されていた楽器で、しかも当時のスタイルで演奏を行うのが古楽器演奏で、ここ30年程の大きな潮流になっています。(モダン楽器奏者が奏法を取り込んだこともあり、以前ほどの勢いはないかも)

 今はコンサートマスターのS.クイケンが主導となっていて、今回もレオンハルトは来日しませんでした。今回は15人程度の奏者での演奏でした。弟のにバルトルド・クイケンはリコーダー/フルートトラヴェルソの奏者、たぶん奥さんのサラ・クイケンはヴァイオリン奏者で共に来日でした。家族的ですね。

演奏曲目はオールJ.S.バッハプログラム
ブランデンブルグ協奏曲第2番
ブランデンブルグ協奏曲第6番
管弦楽組曲第2番
  休憩
ブランデンブルグ協奏曲第5番
ブランデンブルグ協奏曲第3番

 アンコールはブランデンブルグ協奏曲第3番の第3楽章でした。

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 今回の演奏では珍しい楽器が多かったです。

チェンバロ
これはあまり珍しくないですが、現代ではピアノにとって代わられていますね。音量が変化がつけられなかったためと考えられていますが、華麗な響きがします。

フルート・トラヴェルソ
現代のフルートの主流と異なり、木管でできており、キーはありません。少しくぐもった、でも優しく豊かで多彩な音がします。音量は小さいです。

ナチュラル・トランペット
ピストンもロータリーもありません。長い長い管を片手で持って、唇だけで音の高低を変えます。分かる人にはわかる超絶技巧ですが、やっぱりときどき音が外れます。でも素朴で豊かな音がします。なぜか腰に手を当てて演奏していました。

ヴィオロン・チェロ・ダ・スパッラ
これは回初めて見た楽器です。小ぶりのチェロですが、なんと肩掛けです。バッハがいた当時のライプチヒでは今のチェロの代わりにこの肩掛けチェロがあったそうです。コンサートマスターのクイケンが演奏。これも素朴で木綿のような肌触りの音がしました。


 残りはバロックヴァイリン、ヴィオラ、ベースです。こちらは現代でも使われる楽器にガット弦がはられていると思われます。顎当てはなしです。

 古楽の演奏は以前関西に住んでいたころにかなり行きました。当時、新しい風が新鮮でしたし、今回のラプティットバンドや18世紀オーケストラ、イングリッシュバロックソロイスツなどの比較的新しい団体が続々とメジャーレーベルからCDを出ていたのです。日本人の奏者にも一流の方が多く、有田正広氏などは今でも活躍中です。

 今回のラ・プティットバンドの演奏もそのクオリティーには十分達していました。古楽器は演奏上の制約が大きいため、現代楽器より難しいのです。ブームが去ってしまったのは、必ずしも上手ではない団体が多く生まれたため淘汰された側面もあるのですが、ラプティットバンドはやはり先頭を走るアンサンブルでした。音色の多彩さが、時に塗りつぶされた音色を選ぶ現代のオーケストラとの対照的なポジションを象徴するものだったと思います。

 唯一つ不満を言えば、会場が大きすぎたことです。特にフラウトトラヴェルソは音の小さい楽器で、その多彩な音色を聴く前に、音を必死に聞き分け、追いかける必要がありました。もともと王侯貴族のためのサロンの音楽であり、もっと小ホールで行うべきなのでしょうね。

 そんな中でも、二曲目からはずっとウトウトもせずに、大人しく聞いていた我が娘は立派でした。どうみても会場の最年少なわけですが、こんなマニアな演奏会に来たがる小学生ってどうなんでしょうね。もっとも、ホールにつく前にマクドナルドでポケモンのおもちゃをもらい、コンサートの休憩時間にチーズケーキを食べ、帰りに空中庭園に上って見物した方が楽しかったのは事実のようです。

 自分へのお土産は会場で買ったCD「ドゥヴィエンヌのフルート四重奏曲集」というどこまでもマニアックなものでした、

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2011年06月07日

準・メルクル/フランス国立リヨン管弦楽団

 6/8に準・メルクル/フランス国立リヨン管弦楽団のコンサートに行く予定にしていました。場所はシンフォニーホール。プログラムは以下の通り。

ドビュッシー : ベルガマスク組曲
ラロ : スペイン交響曲 ニ短調 op.21 (ヴァイオリン:ルノー・カプソン)
サン=サーンス : 交響曲第3番 ハ短調 op.78 「オルガン付き」

 なんと魅力的なプログラムでしょう。
チケットぴあの先行予約を行ったため、席はホールのほぼ中央。

 のはずでしたが、福島の原発の影響を受け、来日はあえなくキャンセルとなりました。残念ですがまたの機会を待つことにしましょう。
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2011年04月03日

Philippe Bernold フルートリサイタル

 地震の前のことです。3/9いずみホールで行われた、Philippe Bernold (フィリップ ベルノルド)のフルートリサイタルに行ってきました。コンサートはアメリカの高級フルートメーカーのパウエル・フルート社の日本輸入元と取り扱い総代理店のドルチェ楽器の主催でした。そのような経緯もありコンサートのチケットは通常のプレイガイド、会場ですら手に入らず、楽器店に出向いて購入しました。会場の入口に大きな楽器の宣伝ポスターがあり、楽器を抱えた学生さんが多くを占められていました。大半は女性、正直居心地が悪い思いがしました。

 ベルノルドは国立リヨン・コンセルヴァトワールの教授で、世界的なフルート奏者ですが、このパウエルフルートの楽器を使っています。このフルートを使えばこんなすごい演奏ができるのですよ、という宣伝のためのコンサートであることはいなめないでしょうね。

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 演奏曲目は以下の通りでした。
F.P.シューベルト:「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲
F.P.シューベルト:2つの歌曲
F.P.シューベルト/T.ベーム:シューベルトの主題によるファンタジー
 休憩
F.マルタン:フルートとピアノのためのバラード
B.マントヴァーニ:アペルデール(2000)
S.プロコフィエフ:ソナタ

 演奏が始まってそのような思いは吹っ飛びました。フルートという楽器の持つ全ての可能性が示されたリサイタルになりました。甘く漂う繊細な音から、力強く幅広い音まで、音量、音色のダイナミックスの幅の広さは今まで聞いたことがないほどのものでした。加えて、全ての曲がこれでもかというテクニックを必要とするのに大してまったくたじろがないテクニック、世界の最高峰でした。間に15分の休憩をはさんで2時間の間、吹き続けられる体力もすさまじかったですね。

 前半はシューベルトの作った曲やベーム(今のフルートを開発した人です)に編曲された曲、後半は近現代作品です。特にフルートのソロの曲としては異例の長さのプロコフィエフのソナタは、一楽章、幻をみるかのピアニッシモに始まり、怒涛の勢いの四楽章まで、息をのみました。

 プログラム終了後、アンコールは、ドビュッシー:シリンクス、タファネル:ミニヨンの主題によるグランド・ファンタジー、プーランク:フルート・ソナタ 第1楽章の三曲でした。あまりのサービス精神に最後のアンコール曲では、観客からどよめきを感じました。

 宣伝コンサートどころか、世界最高峰の演奏に出会えました。同じ楽器を買えばああいう演奏ができるとは普通思わないでしょうね。
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2011年03月20日

地震の後で

 大変遅くなりましたが、地震の被害に遭われた方々、こころよりお見舞い申し上げます。今でも被災地で、また故郷を離れて暮らしている方々の苦労は、私には想像することしかできません。今でも、津波の跡地、原子力発電所等々で懸命に働いている方々にも、とても頭の下がる思いでいます。

 私、私の親族はほとんどが西日本に住んでいることもあり、特に地震後も影響なく生活をしています。仕事がすこし滞っていますが、これも直に復活していくものと思っています。東京のマンションは一部損壊したようですがこれも補修できる範囲内のものと聞いています。

 以前居住していた、つくば、柏の友人も無事に過ごしていることが徐々に分かりましたが、被災した方々の話を聞いているに、被害に遭う人々と遭わない人々の間の差異は、当人にはどうにも制御できないことから生まれてくるものだと実感しています。

 今回の地震について、何を言うか、言及せずにそのままでいるべきか少々悩ましく思いましたが、私の安否を聞かれたこともあり、ここで報告させてもらいます。

 今から、復興のために私が少しでも役にたつためにはどうするべきなのか、時間をかけて考えていきたいと思っています。
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2011年01月29日

大仏様の掌の上

 近鉄奈良駅の駅ビル4-5階になら奈良館という小さな観光者向けの施設があります。
奈良の歴史を展示してあります。入館料は大人300円。子供は無料。

 若草山がほど近く見える景色の中で、平城京の立体図と各寺、神社のパネル紹介があります、。

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 新薬師寺の十二神将、東大寺の修二会(いわゆるお水とり)の火のついた松明、大仏殿の柱くぐり(実物大で本当に柱をくぐれるんです)等などがきれいに展示されてあるため、奈良の観光名所がよくわかります。

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 一番面白いのが大仏様の掌の上の実物大の模型。「靴を脱いでおあがりください」とのことで、記念写真が撮れます。しかもガラガラなので、くつろぎ放題。

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 こんなにいい施設なのですが、観光客へのアピール不足のため、日曜日の昼でも数グループの客しかいませんでした。年間3000万円の維持費がかかるため、奈良市の事業仕分けにもかかってしまい今春閉館となるそうです。

 事業仕分けでのコメントに「目の前に本物があるのにわざわざここで模型を見る必要はない」とはまさにその通りですが、本物の大仏様の上に乗って記念写真はとれないと思いますよ。
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2011年01月16日

NAGAHARA flute

 所有している楽器(フルート)はもう20年以上前に購入したものでした。そろそろ限界を感じ、ついに新しい楽器を購入しました。


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 ナガハラフルート 管体14Kゴールド、シルバーメカニズムです。リングキー、E-mechaism、H足部管のスタンダードモデルでした。

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 日本の三響フルートでスタート、アメリカにわたり、パウエルフルートを経て独立した個人経営のメーカーです。抜群の音の深みと豊かさ、正確な音程、発音の早さ、レスポンスの良さ、音量ダイナミックスの大きさ、引っかかりのないメカニズム、全てにおいて世界最高峰でした。ピンと張りつめたppから荒々しいffまで全て表現できます。

 吹く人が吹けば。楽器に負けないようにしないといけません。
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2011年01月15日

謹賀新年

 どれだけ遅いごあいさつかとも思いますが、明けましておめでとうございます。

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 年末年始は実家に帰省していました。実家の下関は高杉晋作の出生地として有名なのですが、いつの間にか坂本竜馬が立ち寄った場所になっていました。一時のことでしょうが、竜馬ブームはすごいですね。

 今年はずっと天候不順でしたが、一時のあいだ晴れている隙間を縫って初詣に行きました。写真はその時の赤間神宮です。壇ノ浦の海岸にある赤間神宮は源平合戦で敗れた平家側の安徳天皇をまつった神社です。1185年に、たった6歳で争いに巻き込まれ三種の神器とともに海に命を落とした安徳天皇の心を鎮め、さびしくないために、ご覧のとおり竜宮城を模した造りになっています。下関には先帝祭という御祭もあります。行ったことありませんが。

 この壇ノ浦のある関門海峡近辺は歴史が深く、宮本武蔵が小次郎と戦った巌流島は船に乗って十分弱のところにあり、幕末の下関戦争では四カ国連合艦隊に砲撃され(1863年)、高杉晋作が奇兵隊を旗揚げし、日中戦争の講和条約である下関条約が結ばれました(1895年)。講和条約の舞台となった、春帆楼は現在は高級ふぐ料理屋になっています。

 これだけの歴史があるのですが、控えめな宣伝から普段はそれほどお客が来ている風でもありません。もっと観光スポットになってほしいものだといつも感じています。
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2010年12月30日

シリンクスフルートアンサンブル定期演奏会vol.19

12/22のことですが、大阪のいずみホールにシリンクスフルートアンサンブルのコンサートを聞きに行きました。大阪城公園のすぐ横と、都心ですが途中よるところもあり、車で行ったところ阪神高速が大渋滞。だいぶ余裕を持って出かけたのですが、危なかったですね。

この団体、関西在住のフルーティスト持田洋氏のお弟子さんが集まり、フルートばかり10数人で行うアンサンブルです。

鍵盤楽器を入れるとしても、フルートだけのアンサンブルでは高音だけになり音が薄くなります。ということで、管をながーくしたフルートの仲間が登場。

ピッコロ フルートの一オクターブ上。これは良くある楽器。
アルトフルート 普通のフルートを1.5倍にしたもの。かろうじてストレートな横棒タイプ。
バスフルート 普通のフルートの一オクターブ下。しかたないんでUの字に折り曲げ。
コントラバスフルート さらに一オクターブ下。(今回もうちょっと小さめのものもあり)。仕方ないんで、折り曲げ、サックスみたいに縦に管をもって、立って吹きます。

今回は使われていませんでしたが、さらにオクターブ下のフルートも存在します。普通のフルートの8倍の長さになりますね。

曲はヘンデル、ヴィヴァルディ、バッハ、などのバロックが中心。もちろんオリジナルなんかなくて全部編曲です。
どうしても単調になりそうなところを、音量、テンポを調整して上手に表現していました。
演奏もよかったのですが、目新しいものを見ることができておもしろかったですね。

写真はどこかで検索してください。
posted by moonriver at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする